空間別3D提案事例 新しい「働き方」オフィス・コミュニケーションが生まれるオフィスデザイン

昨今ではオフィス回帰の動きが強まっています。仲間とのコミュニケーションにより繋がりを強める場、そこから新たな知見を得る場としてのオフィスがウィズコロナ時代に求められています。
フリーアドレスの導入は、様々なワーカーによる偶発的なコミュニケーションを誘発するのに有効な方法であると同時に、コロナ禍を経て多様化した働き方に対応しており、働きやすいスペースで仕事をすることで業務の生産性向上が期待できます。

仕事以外の何気ない会話や雑談などを「インフォーマルコミュニケーション」と呼びます。一見無駄に見えるインフォーマルコミュニケーションは、実は働きやすいオフィスづくりにおいて大事な要素の一つです。チームとしての一体感を強めたり、思わぬ情報が得られたり、柔軟な発想や新たなアイデアの創出に繋がったりと、様々なメリットがあります。
ワーカーがリフレッシュして心を落ち着かせられるスペースを設置することで、インフォーマルコミュニケーションの促進に繋がります。

WEB会議での打ち合わせや、オープンスペースでのカジュアルなミーティングなど、会議室を使わないケースが近年増えていますが、企業の意思決定やプレゼンテーション、来客対応や1on1の面談など、様々な用途で使用される会議室は依然としてオフィスにとって重要な役割を担っています。
執務スペースとは隔たれた空間だからこそ機密性の高い情報を扱うことも可能となります。また、同じ空間で対面することで意思疎通を図りやすくなり、より強い信頼関係を構築することにも繋がります。

昨今のオフィスではコミュニケーションの促進やチームワークの向上が叫ばれていますが、それと同時に人の動きや音の影響を受けにくい、1人で仕事に集中できる場所もオフィスに求められています。
遮音性の高い個室の集中ブースや、軽い目隠し効果があり適度にくつろぎながらの仕事が可能なパーソナルチェアなど様々なタイプの家具があり、コミュニケーションをとって刺激を受けたりチームとしての一体感を高める時間と、ソロワークに集中する時間とのメリハリをつけることで、仕事の質も高まります。